ボブルビー!英語で書くとBOBLBEE!正式にはBOBLBE-E!!
2000年頃に大流行した『一目見たら忘れない独特な流線形のバックパック』ですが、最近は一周回って人気が再燃している気がします(気のせい?)自分も数年前に購入して以来愛用をしているので、今回はその特徴と共に『シチュエーション別の使い勝手』についてもお伝えしたいと思います。それでは行ってみましょー!
目次
そもそもBOBLBEE(ボブルビー)とは
モバイルガジェットを安全に運ぶために作られたスウェーデン発のブランドで、元々の『BOBLBEE社』は倒産して、今現在は同じスウェーデンの『Point65社』が引き継いで販売をしています。当時販売していたものとは、商品名だったり細かいエンブレムの違い等がありますが、基本的なデザインや頑丈さは相変わらずなので一安心です。ボブルビーが消滅しなくてよかった!
プロテクションとカスタム
出典:Point65社 公式HP
ボブルビーは『ABS樹脂製モノコックハードシェルを使用』していてプロテクション機能が高いことで有名です。街中ではその恩恵を受ける機会はなかなか無いので、普段使いでは『安全にガジェットを運べる』側面がメインになるかと思います。逆にバイク乗りの方には背面からの衝撃に強いのでバックプロテクターの代用にもなる非常にオススメな商品となります。かく言う自分も高速ツーリング時のバックプロテクターとして使用をしています。
出典:Point65社 公式HP
カスタムパーツも豊富で、自分だけのオリジナリティを出せるのも人気の理由です。上記画像の追加パーツの他にも、サイドのレールや三角フックも取り換える事が出来るんです。こういうカスタマイズする楽しみがあるのは、なんとなくバイク乗りに好かれる理由に繋がっている気がします。
他にも、好みのステッカーをペタペタ貼って『ステッカーカスタム』をした人も結構見かけたりしますが、自分はセンスが無いので貼ってません…。センスのある人が羨ましいです(笑)
種類とサイズ
今では色々と種類が増えているようですが、ざっくり分類すると上位グレードの『GTX』とノーマルな『GT』の2グレード、サイズが『20L』と『25L』の2サイズの合計4種類に分かれます。どうせなら上位のGTXを買いたい所ですが、そこはお財布と相談ですね(笑)
では早速『GTX』と『GT』の違いについて見ていきましょー。
出典:Point65社公式HP
上の画像が『GTX』下の画像が『GT』です。パッと見の印象も結構違いますよね。
さて、ここからは自分が所有している『GTX』をメインにご紹介していきますね。
まずはこちら。
『GTX』はワンタッチで開け閉めが出来るようになっていて便利です。逆に『GT』の方は紐で引っ掛けるものを採用しているので、お手軽さでは『GTX』に軍配が上がります。さすが上位グレード!
次に天井部分の作りです。
出典:Point65公式HP
ここが一番分かりやすい違いになっていて『GTX』はセミハード素材を採用していて、バイク乗車時の空気の抵抗を考えて作られているらしいんです。見た目も格好良いので、どうせ買うなら『GTX』がオススメです!
続いてサイズ感です。
身長180㎝の自分が『GTX25L』を使用するとこのサイズ感になります。見た感じは丁度良いサイズ感ですよね。
横から見ると
こんな感じ。
普段はバイクのタンデムシートに下部を乗せるように使っているのでハーネスを緩めにしています。しっかり締めて使えば体に密着してもう少しすっきりした印象になるかと思います。
25Lは結構ボリューム感があるので、自分と同じくらいの体格の人なら間違いなく『25L』がおすすめです。逆に小柄な方にとっては『20L』の方が使いやすそうですね。ちなみに左胸のスマホポケットは標準で付いてきますが、通常は邪魔なので外してます。
GTX商品詳細
続いて、写真を交えてGTXの詳細をご紹介していきます。
まずは背面から。
まずは上部にあるハンドル。結構しっかりしているので、壊れる心配なく安心して使えます。そして英語でプロテクションについて色々と書いてありますが、とりあえず凄い防御力っぽいです(←英語読めない人
背負い心地は少し硬さを感じますが、不快感は無いです。また、空気の通り道が確保された蒸れにくいデザインになってますが、自分の場合はそれでも蒸れてしまいます…むむむ。脊髄プロテクターの代替になるというだけあって、しっかりした作りですね。
ショルダーハーネスも固めで分厚く、耐久性も強そうです。荷物が増えて重くなっても安心です。
トップ部分には小物入れスペースがあり、止水ジッパーを採用してます。スマホ位しか入れるものが思いつきませんが、無いよりはあったほうがありがたいですよね。
続いてトップ部分外観です。
前述した通り、『GTX』はセミハード素材のトップになってます。『GT』よりもカッコいいですよね?
そしてトップを1枚めくるとこんな感じ。防水素材を採用しているようなので、しっかり締めれば中の荷物が濡れないので助かります。
さらにもう1枚めくると
裏面にはメッシュポケット2か所。ステッカーが入ってますが購入時からずっと入れっぱなしです。
続いてPCスリーブ。収納可能サイズは『約36 cm x 26cm x 5cm』との事です。
んで、小さいポケットが沢山あります。モバイルバッテリーを入れたり、ティッシュを入れたりって感じでしょうか。ただ、基本的に平べったい収納なので使い勝手は期待しない方が良いです。
次にメイン収納のサイズ感です。
上から見るとこんな感じです。
一見、縦長で沢山入りそうですが、その特殊な形状とハードシェルのせいで見た目よりも物が入りません。
横から見ると
通常時
荷物を突っ込んだ時
ご覧の通りマチの分だけ収納は増えるのですが、試しに
いつもの2Lのお水で収納力を見てみると、2本はすっぽり入りますが3本目が入りません。アイデンティティとも言える独特なフォルムとハードシェルの弊害ですね。柔らかな物であれば多少は突っ込んで使えますが、形のしっかりした荷物は思った程入らないんですよね。見た目は格好良いのに少し残念ですね…。むむむ。
シチュエーション別使い勝手
さて、ここからは使い勝手について書いてみたいと思います。
バイクで移動
オフィシャルサイトで推奨されている通り、バイクとの相性はバッチリです。特に『GTX』のトップ部分の作りは前傾姿勢のスポーツバイクでの使用を考えられているようです。
ただし、『GTXの25Lで重量2.2㎏』とボブルビーそのものが結構重いので、長時間使用する場合は結構肩がコリます。そこは安全面とのトレードオフですかねぇ。
おススメ度80点
自転車で移動
バイクほどではないですが、安全面に貢献してくれるかと思います。個人的には自転車の場合は背負わずにカゴに入れたいと思いますがカゴには入りません。むむむ。
おススメ度60点 カゴに入れたい度90点
電車やバスで移動
結構邪魔です。前面に回して背負ってもさすがの存在感です(笑)それとボブルビーは自立しないので足元に置いておく事もできません。混雑時のボブルビーは凶器になるので使うのは我慢しましょう。
おススメ度20点。凶器度80点
旅行で使用
1泊位の荷物と少々のお土産を入れる場合『25L』が必須です。
実際に台風時の旅行で使ったことがあるのですが、防水性は完璧ですし、ハードシェルのおかげで防犯面もバッチリでした。(←海外などではバックパックをナイフで刻んで荷物を盗むことがあるらしいですね)
前述の通り混雑した電車等は苦手ですが、地方の旅行に行く場合には意外と選択肢に入れても良いかのかな?と感じました。特に土砂降りの雨をものともしない防水性は本当に安心です。
おススメ度75点 収納度70点
登山やアウトドアで使用
重いし荷物が入らないのでやめときましょう。自分はこのシチュエーションで使った事が無いので、もし使った事があるよーって言う方がいたら一報くださいませ。
おススメ度20点 他に良いリュックある度80点
まとめ
ここまで読んで頂いた皆様、お疲れ様でした。
色々と良い点とイマイチな点を書きましたが、弱点など気にならなくなる程に魅力的な、他に類を見ない至高の一品、それがボブルビーだと思います。一般的なバックと比べると比較的高価な物にはなりますが、何年も使い続けることが出来てコスパも良いので、今回の記事で少しでも気になった方は是非実物の商品を見に行ってみて下さい。きっと気に入ると思いますよー!
最後に
ボブルビーは自立しないのでいつも逆さにして置いてます。だからトップが汚れるんですよねぇ。ああ可愛いよボブルビー(笑)