こんにちは、モンベルおじさんです。
急に寒くなってくると、冬に備えてダウンが欲しくなりますね。
最近じゃユニクロなんかでも結構良い物が出てきてますが、モンベルおじさんとしてはやっぱりコスパ最強な『モンベルダウン』を推したい訳なんです。
と、言う事で!今回はそんなモンベルおじさんが愛用しているコスパ最強ダウン『パーマフロスト ライトダウンパーカー』についてご紹介をしてみたいと思います!
ちょ~暖かくてGORE-TEX系の素材を採用してるのに約¥26000でゲットできちゃうんです。これはヤバい!!
…ってモンベルおじさんってなに?なんなの!?
目次
パーマフロストライトダウンパーカ
画像出典:mont-bell公式HP
まず、今回ご紹介する商品名についてですが『パーマフロストライトダウンパーカ』となります。似た商品で『パーマフロストダウンパーカ』と言う、ライトじゃない物もあるのでご注意ください。
デザインや作りなどの細かな違いはありますが、1番の違いとしては『ライトダウン』の方が¥4000程安く、重さも200g程軽かったりします。
街着で使う分には『ライトダウン』でも十分すぎるスペックなので、コスパを追い求めるならやはり『ライトダウン』がオススメです。
GORE-TEXについて
「お馴染みの防水透湿素材『GORE-TEX』を採用してるんだ!ひゃっほー!」
と思いきや、よく見て下さい。『GORE-TEX INFINIUM』…インフィニアム??
そう、実はこの素材はいわゆるGORE-TEXの派生素材で、皆さんが期待しているような『防水透湿ではない』そうなのです。
まずは次の画像をご覧ください。
高い防風性と防水透湿性を持つ素材「ゴアテックス インフィニアム™ ウインドストッパー®ファブリクス」で、高品質ダウンを包み込んだ、軽量で柔らかな着心地のダウンパーカです。※完全防水ではありません。シームテープ処理を施していないため、縫い目から浸水する可能性があります。
出典:mont-bell公式HP
なるほど。完全防水では無いものの、GORE-TEXの弱点である『素材のパリパリ感』を無くした『着心地を重要視した素材』になっている訳ですね。
ちなみに完全防水では無いとの事ですが、小雨や降雪の中で使ってみても特に水分が染みてくる事は無かったので、防水性に過不足は感じませんでした。
性能面と着心地のトレードオフって所ですが、確かに街着で使う分には『完全防水パリパリ素材』よりも『やわらか~んな着心地』の方が気持ち良いですもんね。
ダウンの性能のついて
ダウンの良し悪しを表す数字が『フィルパワー(FP)』だと言われています。
出典:mont-bell公式HP
詳しい内容は他の記事に任せるとして、ドラゴンボールで言えば戦闘力みたいな物だと思ってもらえれば分かりやすいかと思います(逆に分かりにくい
見た目がモコモコでも中身がスカスカなら保温力も微妙だったりしますが、このFPが高いとしっかり保温してくれて、より暖かいって事なんですね。フリーザ様も見た目は小さいのに戦闘力53万ですし外見は関係ないのですなー。
ちなみに一般的には700FP以上が高級ダウンだと言われてますが、今回の『パーマフロストライトダウンパーカ』は800FPなので戦闘力的にはエリート戦士だと言えるでしょう。
素材について
写真だと分かりにくいですが、マットな質感で肌触りが良い柔らかな素材です。
ちなみに
強度と軽量性を兼ね備えたシェル素材が、モンベルオリジナルのバリスティックナイロンです。この繊維は、紡糸の段階でナイロン糸に延伸加工を施し強度を持たせた物で、織物にした段階で従来のナイロンと比べて同重量であれば約2倍の引き裂き強度を実現しています。
柔らかではあるものの引き裂き強度に強い繊維を採用しているので、万が一どこかに引っ掛けても破れにくい生地になっているようです。
また『帯電防止加工』をしているので、冬場の静電気も安心です。
商品詳細
続いて実際に商品を見ていきましょー!
まずは全体像です。
癖が無く使いやすいシルエットですね。センタージップは首元まで上げられるのでマフラー要らずで実用的です。
ポケットは左右に1つずつのみで、ポケット内(手を入れて甲の側)にはフリースが貼ってあるので入れてすぐ『あたたか~ん』ですが、ボディ側(手を入れてヒラの側)は何故かフリースが貼っておりません。これは両側に欲しかった…と思いましたが、実際に使ってみると意外と気にならなかったりします。
次にジッパーです。
ご覧の通り『止水ジッパー』で防水されているので、雨の日でも安心です。
ボディ自体が完全防水では無いのですが、ジッパーからの浸水を防げるのはありがたいですね。
ちなみにこのジッパーを下ろしていくと
けっして大きくは無いのですが『前立て』があるので、隙間風の侵入を防いでくれます。ボディ自体もウインドストッパー生地なので、防風性に死角無し!ですね。
さて、このジッパーを上の方まで引き上げていきますと…
グっと首元あたりまで覆ってくれます。
そして地味に嬉しいのが『ジッパーカバー』です。冬場に冷えたジッパーが肌に当たると冷たくて「ひえぇっ」となってしまいますが、写真の通り素材でカバーされてます。流石アウトドアブランド!考えられてます。
続いてポケットです。
こちらも『止水ジッパー』ですね。
出入り口が大きくて非常に使いやすいサイズ感です。引手もついているのでグローブをしたまま上げ下げがしやすいのも実用的です。
さて、このポケットですが、
実は収納サイズも物凄く大きいです。長財布なんかも余裕で入れることが出来ます。そして下側にマチがあるので、万が一ジッパーを開けっ放しにしてしまっても中身の脱落を防いでくれます。
そして内ポケですが
これまたデカい!
試しに家にあったipad airを保護ケースごと入れてみましたが、ギリ入りました(笑)
とは言え、生地的な強度はそんなに強くないので、重い物を入れるのは推奨しません。んー何を入れましょかー?
ちなみにこのポケットは左右両側にあります。
続いて『アウトドアギア』的な隙間風対策についてです。
まずはこちら。首元にドローコードがついてます。
これを引っ張るとフードの入り口部分が狭まります。日常ではなかなか使う事が無いと思いますが、強風雨の時などはフードを被ってキュッと絞ると良い感じかもしれません。使った事がないのですが(笑)
次にボディ側ですが
裾部分をドローコードで絞る事ができますが、引っ張るのはここでは無く
なんと、ポケットの中に紐の先っちょがあるんです。
ここを引っ張ると裾が狭まるので、下方からの隙間風を遮断してくれますが、見た目はちょっと変な感じになります(裾だけギュッとした感じ)
実用的ですけどね。
最後にアーム部分です。
ご覧の通り『ベルクロ』仕様なので、しっかり締めつける事ができます。上から手袋を被せちゃえば完璧ですね。
次にサイズ感を見ていきましょー
サイズ感について
身長180㎝ 体重70㎏台後半のビール腹で『Lサイズ』を着用しています。
撮影時のインナーは長袖Tシャツ一枚のみですが、よほどモコモコのニットなどを着ない限りはサイズ感は変わらないと思います。
普段はユニクロなんかでもLサイズを選ぶことが多いので、『いつものサイズ感』で選んで大丈夫かと思います。
首元もしっかり立っていて、防寒性もバッチリですね。
続いてサイドショットです。
前後の丈の長さはほぼ同じ位で、ベルトが隠れる位の長さになります。自転車なんかに乗る場合も、よっぽど前傾姿勢なものじゃなければ背中が出る事はないでしょう。
ひとつ気になった点は『袖丈が長め』と言う所です。自分はリーチはそんなに短い方では無いのですが、ご覧の通り若干『萌え袖(笑)』になってます。
ある意味手袋要らずではありますが、気になる方はベルクロでピタッと止めちゃいましょう。
では最後にバックショットです。
やはり裾丈は『丁度良い塩梅』ですね。
フードのサイズも『大きすぎず小さすぎず』使いやすい大きさです。急な小雨や降雪の時はフードを被ってやり過ごしましょー。
まとめ
では最後に簡単にまとめです。
『良い所』と『気になる所』を箇条書きで抜き出してみました。
良い所
- GORE-TEX系素材を使用
- 800FPの高品質ダウンで暖かい
- 非常に軽量な434g
- 引き裂きに強く、静電気防止の素材
- 実売約26000円!!
やはり何と言っても、この完成度のダウンが3万円でおつりが来るっていうのが素晴らしすぎます。あまりに高額なダウンだと汚れが気になって逆に使いにくかったりしますが、使い倒せる価格帯では最高品質の商品だと思います(あくまで個人の感想ですが…)
そして軽量な素材ですが決して弱くは無く、引き裂きに強い所もナイスです。
次に気になる点です。
気になる所
- ダウンが抜ける
- 完全防水ではない
公式サイトでも「羽毛の抜けは仕方がないんじゃー」と記載がある通り、ダウンの宿命みたいなものなんでしょうね。これは仕方なしと言う事で…。
次の『完全防水ではない』と言う点も、着心地と実用性を求めた場合の妥協点なんだと思います。自分が住む関東方面では冬の降水量は少なめなので問題ないのですが、降水量の多い地域にお住まいの方は要検討なポイントですね。
最後に
と言う事で、今回は愛用しているコスパ最強ダウン『パーマフロスト ライトダウンパーカ』のご紹介でした。上記で気になる点を2点挙げてますが、正直弱点はあんまり思いつかなかったんですよね。ホントにそれ程までに完成度の高いダウンだと思っております。そして「このダウンがこの価格!?お値段異常!!モンベル!!」だとも思っております(笑)
この冬、暖か~んなダウンを探している方は今すぐmont-bellに突撃してください!