令和5年。
世間ではにわかにギターのブームが来ているという。某ぼっちなanimationの影響もさることながら、コロナ禍のお家時間で楽器をやってみようという人が増えているのがその原動力だったりする。
と、前置きはこれ位にして。
初心者がギターを選ぶ場合に1番悩むのが『どのギターを買えばよいか』だと思います。あれも欲しい!これもカッコいい!
今回は『地味にギター歴が長いオジさんギタリスト』な自分がこの問題に一石を投じたいと思います!
※ちなみに演奏が上手い訳では無いのでご注意を(笑)
結論!
では結論をズバリ!
予算が許す限り一番欲しいものを買え!です!
『初心者だから安いやつから』『下手くそなのに高いのは〜』はナンセンス!
ホントに欲しい楽器を手に入れる事こそが、楽器を始めるための最優先事項になるんです!
それではなぜそうなのかを説明していきたいと思います!
所有欲
「これを手に入れるために働いてきた!」
妥協して買った代替品では得られない満足感があります。他人に対する見栄等ではなく、自分自身の欲求を満たす為に『ホンモノ』を手に入れるべきなんです。
俺、これ、持ってる!
所有感MAXでテンションアゲアゲです。
モチベーション
ホントに欲しかった物を手に入れるとどうしても触りたくなります。ついつい手にとって眺めて、そしてチャラーンと弾き始めて。
どの楽器を買っても『楽器を弾く=音楽を楽しむ』と言うモチベーションは勿論ですが、触る回数が増えるっていうのは自動的に練習量も増えるので、ドロップアウトしにくくなるんですよね。そして練習量が増えれば上達もするので、更に演奏が楽しくなります。
見た目で楽しむ
仕事で疲れて帰ってきてギターを眺める。
「このギターを買って良かった〜」
愛機を眺めながらちょっと1杯。
「俺のギター最高!」
極端な例ですが、憧れの楽器を手に入れた喜びは他の何者にも変えられません。初心者だからと妥協して、ホントに欲しい物を買わないのは全くのナンセンスだと言う事がおわかり頂けるでしょうか。代替品では得られない喜びがあるんです。
もっと言えば、弾かなくても『見て楽しむだけ』っていうのも当然ありなんです!
そのロゴから音がでる!
ご存知でしょうか。
一般的にはいい音を出すためにエフェクターを吟味したりアンプ沼にハマったりしますが、実はロゴから音が出てるんです。
想像してみてください。
聴いたこと無いブランドのギターと貴方が憧れているギター、仮にGibsonとしましょう。あなたが弾いたらどちらのギターから良い音が聴こえそうですか?
そうです。考える余地もなくGibsonから良い音が響いてきます。
ひょっとしたら他人が聴いたら違う意見が出るかも知れませんが、弾いている貴方には
『ひゃっほー!Gibson最高!』
とテンションアゲアゲな音が聴こえてくるでしょう。
仮にいま「イチ良い音が出せないなぁ」と感じても、憧れのギターだから「もっと良い音が出せるように練習しよう!」とも思えるハズです。
意外とね、『ロゴから出る音』ってのもバカに出来ない物なんです。
まとめ
さてここで余談です。
ギターの話の中で大変恐縮ですが、実はこのウクレレは『初めて買ったウクレレ』なんです。
ウクレレって安価なものだと数千円から売っているんですが、こちらのウクレレは定価で8万円?(うろ覚え)するものなんですね。
今回のお題の通り『初めてのウクレレ』を買う時には色々と悩みましたが結論から言うとケチらずにこのウクレレを買って大正解でした。
なぜならば…
まず、見た目が美しい!
ボディの木の感じが素敵で、いつまでも眺めてられます。
ヘッドの形も可愛いし色合いも良い感じですよね。
納得して買ったウクレレだからこそ、ちょこちょこと触りたくなりますし、なんなら飾っておいて見て楽しめます。
そこである時にふと思ったんです。
「あ、ギターを買う時も最初からこういう選び方をすれば後悔なかったじゃん」と。
自分は若いころに初めてギターを買って、その後3本目で『ホントに入手して良かった』と思える今の愛器に出会いましたが、今からギターを始める人には是非1本目から本当に欲しい物を買って欲しい!と思ったんですよね。
と!言う事で!
正直賛否はあるかもしれませんが、個人的に考える最良な『最初のギターの選び方』を提案してみましたが、いかがでしょうか。
触って良し、飾って良し。
時には少しギターと距離を置くときもあるかもしれませんが、手放さなければいつかまた奏でたくなる時が来る。そんな時まで手元に置いておきたくなるような本当に欲しいギターを選ぶことを強くオススメしたいと思います。
あくまで予算の許す限りなお話しですが、ホントに欲しい物を手に入れた時って嬉しくてモチベーション爆上がりになるので、ギター選びの際には是非『本当に欲しい物』を選んでくだされ~!