40代独身会社員の休日。

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【バイク】絶対必須!普段着でも使えるステルスニープロテクター3種『HYOD・RSタイチ(TAICHI)・コミネ』を実際に使って比較レビューしてみた【膝】

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つける派?つけない派?

生身がむき出しなライダーにとってプロテクターの有無はそのまま死活問題になります。特に「死亡要因が50%」を超える胸部へのプロテクターの装着はもはや必須とも言えます。

と、そんな前置きはさておき。今回は胸部じゃなくて膝プロテクターのお話です。愛用している3種類を比較していきまーす!

目次

 

 HYOD D3Oクールニーブースター

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一番長く愛用しているプロテクターです。瞬間硬化素材「D3O」を採用しているのが最大の特徴となっています。

商品詳細

驚異の衝撃吸収素材D3Oとは

簡単にいえば衝撃の強さで分子の結束が変化する素材です。何も衝撃が加わっていないときや衝撃が弱いときには、分子は自由に動き、素材は非常に柔軟です。それが一度、強い衝撃を受けると、瞬時に分子同士が手を繋ぐように結束して網=ネットのような状態になり衝撃を吸収し分散します。そして、衝撃が弱くなったり無くなってしまうと、分子の結束は解かれ、元の状態に戻るのです。分子自らが衝撃の強さを感知し、結束を変化させる、そして復元することから“intelligent shock absorption”知的衝撃吸収と呼ばれています。

 引用:HYOD公式HP

 

簡単に言うと普段は柔らかく、いざと言うときに硬くなるという事ですね。メリットは柔軟さがあるから付け心地が良い、と言う所でしょうか。


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裏面はメッシュ素材を採用しているので蒸れにくくなっています。真夏のライディング時も装着していますが、不快感はそんなに感じなかったです。
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そしてこれがD3O素材の凄い所。ここまで柔軟なのは驚きですね。続いてメリットとデメリットをまとめます。

メリット・デメリット

使って感じたメリット、良い点は

・着脱が容易

・装着感も違和感が少ない

・真夏でもまぁ大丈夫

 

逆にデメリットや気になる点は

・D3O素材は本当に硬くなるの?

・着脱が容易すぎてズボンの擦れで位置がずれる

・上記理由でいざ事故にあったときにしっかりホールドされるか微妙

と言ったところでしょうか。

装着感はラクチンなんですが、実際に事故にあった時の守備力に若干の不安を感じるかな?といった印象です。

 

RSタイチ(TAICHI) ステルスCEニーガード


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続いてTAICHIのステルスニーです。HYODと比べると縦長な印象です。

商品詳細


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素材はクールな感じで裏面はメッシュを採用してます。HYODの物と同じく、夏場でもまぁイケるかなぁと言う印象ですが、プロテクターの面積が大きい分少し蒸れます。サイズの比較は後ほど紹介しますね。


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このステルスニーの優秀なところは、ベルクロがある事によってしっかりホールドが出来る所です。万が一事故にあってもインパクトの瞬間にズレないのは安心ですね。

ちなみにベルクロは下方の1か所のみです。上方にもあっても良い気がしますが、無くても不便はありません。コストカットですかね?

メリット・デメリット

使って感じたメリット、良い点は

・膝下まで覆う広範囲の守備力

・ベルクロでホールドがしっかりしている

・真夏でもまぁ我慢できる通気性

 

逆にデメリットや気になる点は

・膝頭から膝下までプロテクションしているのでやや運動性能にかける

・HYODと比べるとベルクロの分だけ装着が手間

と、言ったところです。

ほとんどマイナス要素が無いのですが、たまにベルクロをきつく締めすぎて巻きなおしをする事があります。とは言えホールド感はバッチリなのでこれはこれで必要な物ですよね。

続いて両者のサイズ比較です。

 

サイズ比較


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TAICHIの横幅が9㎝
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HYODの横幅が12㎝でしょうか。

横幅はHYODに軍配が上がるのですが、ホールド力が弱いので安心感はそんなに変わらないかな?と言うのが個人的な印象です。
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続いて縦の長さはTAICHIが19㎝前後で
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HYODが18㎝前後?(素人採寸)

縦の守備力は、装着した体感でいうと断然TAICHIに軍配が上がります。

 

個人的な使用方法ですが、着脱が容易なHYODを街乗りで使い、ホールド感がしっかりしているTAICHIをツーリングに使う、と言う風に使い分けをしています。サラッと付けられるメリットとホールド力のメリットの良いトコ取りですね。

 

さて、ここで真打の登場です(笑)

 

コミネ トリプルニープロテクター


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みんなの味方!コミネさんです。教習所でお世話になった方も多いですよね。

前述2つと比べてステルス感は全くありませんが、これが意外とお勧めなんです。

まずは詳細をみ見ていきましょ~。

 

商品詳細


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裏面はこんな感じ。真夏は完全にアウトです(笑)

基本設計は外付けのプロテクターだと思うんですが、テーパーしてないストレートジーンズだったら意外とステルスニーとして使う事も出来ます。たとえば、

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これは手持ちのストレートジーンズですが、意外と大丈夫だったりします。


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トリプルニーの最大の特徴は、このサイドのプロテクションです。

他のニープロテクターと比べて圧倒的に守備範囲が広いんですよね。万が一の事故の時にも安心感が段違いです。また、3点止めのベルクロなのでホールドもバッチリです。

もともとステルスニーとして考えられて無いのでデニム等との相性もありますが、防御力はピカ一ですし、冬場の防寒にも役立ちます。真夏以外は選択肢に入れても良いかもしれません。

 

ステルスニープロテクターまとめ

さて、ざっくりとですが愛用の3種を紹介してきました。ここまで記事を見て頂いた貴方はきっと安全意識の高い方かと思います。それぞれ長所や短所がありますので、使用の用途によってプロテクターを選んでみて下さいね。

この記事が少しでも参考になれば幸いです。

 

安全なバイカーライフを!!